腰痛に痛み止め:対策編
腰痛に痛み止めは問題の先延ばしであり
根本解決には至りません。
痛みは必要あって起こっています。
ですがでは、腰痛が起こったときはどうすれば
いいのでしょうか?
休めること
腰の痛みは一言で言うなら疲労です。
その疲労がどうして起こっているかというのは
さておき、腰が疲弊していることは間違い
ありません。
始めはとにかく腰が楽な姿勢で身体を休めて
あげることです。頑張り過ぎた腰が休みたいと
言っているのですから、休めてあげないと
いけません。
ぎっくり腰の場合は
しばらく楽な姿勢をとった後、冷やすのが
効果的です。しかし冷やし過ぎると逆に
血流悪化を招くので、長時間は必要ありません。
なんと10秒から60秒くらいで構いません。
炎症を少し抑えたらいいのですから。
炎症とは読んで字のごとく、燃えています。
鎮火するようなイメージですね。
アイスノンなどを間接的に当てて下さい。
痛みがそれで引かない場合は時間を伸ばしていき
30分当て、1時間インターバル30分当てと繰り返しすと
いいですよ。
面倒ですが、ずっと当てるのでなく
短時間を何回も当てるようにして下さい。
ストレッチや腰痛体操をする
身体の柔軟性があると腰の疲労が抜けやすく
なります。
毎日の生活で溜まった疲労が腰に来るのが
腰痛ですから、疲労をとるストレッチや
体操をしたり、柔軟体操をして身体を柔らかく
して腰の負担が溜まりにくくなると
腰痛の回数が減り、薬を飲まなくても
大丈夫になります。
ぎっくり腰:自分治療は普通の腰痛にも
よく効くので、してみて下さい。
最後に
痛み止めの薬を買うと
と薬の説明書や箱の裏側に
「プロスタグランジンの生成を抑えます。」
と書かれてあることがあります。
プロスタグランジンは炎症を起こし
痛みを発症するホルモンです。
「こんな痛み物質はいらんわー」と
薬で抑える訳ですが、
本当に要らないんでしょうか?
体に要らないものなんてありません。
プロスタグランジンは炎症を起こしますが、
同時に血管を拡張してくれます。
何の為にプロスタグランジンというホルモンがあるのか?
「痛みを起こして、身体を休めてほしい。
そして血管を拡張することで、出来るだけ早く治して
楽になってほしい」という身体の優しさです。
それでも痛み止めを飲みますか?