こんにちは徳島整体院 内海です。
前回はぎっくり腰の原因などについて書いてきました。今回は
ぎっくり腰への対処
です
ぎっくり腰になったら、まず動けるようになるまで、痛みが少ない楽な姿勢で安静にします。
近くにベッドがあれば横になって数時間から半日の間ちょっと動けるようになるまで安静にします。
ない場合もすぐに動かず、じっと待つのが無難です。
私は過去の最もつらいぎっくり腰は、1時間立ったまま動けないのがありました。25年前の会社勤め時代、柔道で鎖骨を折って身体のバランスを崩していたことで、営業先のクライアントの職場で銅像のように固まってしまいました。クライアントが「大丈夫?救急車呼ぼうか?」と言ってくれましたが、新人で恥ずかしかったので「どうぞおかまいなく」と言ってその場でオブジェになりました。丁度そのクライアントは芸術職でした。
とまあ作品として役に立ったかどうかはともかく、ものすごい激痛で少し落ち着いた後歩いて営業所へ帰ったのですが、ほんと大鵬のサバ折りにあったかのようでした。また余談でしたが、
動きたくても動けない時もありますね。
さて安静とは言いましたが、実は安静にし過ぎても治りにくいのがぎっくり腰です。
少し動けるようになったら、生活の出来る範囲で動くことです。動かず安静にして何もしないと逆になかなか治らないです。
夜寝るときは、膝を曲げて足の間に抱き枕かクッションを挟んで横向きに寝ると楽な場合があります。しかしこれもみんな同じではないので、自分に合った寝るときや朝起きた時楽な姿勢を探してください。
冷やしたほうがいいのか?温めた方がいいのか?
端的に言いますと、患部を触って
・特にそこだけ温かい場合は冷やす。
・特にそこだけ温かいわけではない場合は温める。
ですね。触って温かいのは炎症が起こっているからです。
とりあえず、痛みを軽減することです。基本的に身体を冷やすことはよくないことなのですが、痛みのあまり多大なストレスを受けてしまいます。これでは治ろうとする力が働きません。
炎症が引いたようなら、あまり冷やさない方がいいです。
患部を温めて下さい。温めた患部に血液が集まってきて修復を速めてくれます。
ただし患部を温めて痛みがぶり返す場合は温めないほうがいいですね。
痛い思いをしながらだと腰痛はなかなか治りません。
次回ですが、ぎっくり腰(対処2)です。