腰痛に痛み止め は腰痛を悪化させます。
痛み止めは絶対ダメ・・・という訳ではありません。
時には痛み止めも必要な時があります。
どうしても抜けられない仕事があってそれをこなさないと
いけないとき、あまりの痛さでストレスが強すぎるときなど
その場だけでも痛みを止める必要があるときは
よくあります。
しかし腰痛に対する痛み止めは問題の先延ばしだけでなく
腰痛を悪化させてしまう原因にもなります。
痛みというのは辛いものです。
少しでも和らげれればと安易に痛み止めをしてしまいがち
でもそもそもなぜ痛みが出たのかを考えずに
痛みだけ止めてしまうのは、身体の訴えを完全に無視している
ことになります。
痛みとは身体があなたに助けを訴えているサインです。
人は痛みがあることでいろんな危険を回避しています。
あなたの後ろで焚き火をしています。
あなたが知らない間に服に火が燃え移りました・・・
大変なことになりますね。
でも先に熱さを感じ、痛みを感じます。
そうならない為に身体は先に危険を知らせてくれます。
身体はあなたのことを守るために痛みというサインを
出しているにすぎません。
痛み止めとはその身体の訴えに対し口を塞いだだけです。
痛みの原因をほったらかしにして痛み止めだけを
してしまうとはそういうことです。
だから痛み止めだけをしていると症状が悪化したり、
別のところにしわ寄せがくることになります。
痛み止めの副作用としては
悪心、腹痛、嘔吐、胸やけ、腹痛、食欲不振、胃腸の違和感、便秘、下痢、胃炎
消化不良、頭痛、倦怠感、聴力障碍などがあります。
特に胃の症状が多く出るようです。
どうしても痛み止めが必要なときもあります。
どうしても今痛みを止めておかなければいけない
時もあると思います。
そういうときは、作業や用事に差し支えない程度に
痛みを止めて、決して長期に飲むようなことはしない
ことです。
今長期服用している人は?
急にやめてはいけません。
痛みの原因を改善する方法をしながら、
徐々にやめていくことです。
一日一錠飲んでいたのなら
一錠の4分の1減らし4分の3を飲む
これを1週間続けて、上手くいったら
2分の1に減らす。
といった感じでいくといいでしょう。
個人差があるので、これが必ず当てはまるとは
限りません。それぞれ自分に合った減らし方をして下さい。
では腰痛が起こったときはどうしたらいいのか?
次回はそれを書いていきます。