肥満の原因はいろいろありますが大きく分けると、内分泌系(ホルモン)の異常で起きる気質的なものと食べ過ぎによる単純性肥満に分けられます。
そして肥満の多くがこの単純性肥満です。では何故食べ過ぎてしまうのでしょうか。その原因を探っていくと、ストレス、心の葛藤、孤独感、欲求不満など、心理的なものが深く関わっています。
「甘い物が止められない」イライラを解消するために、甘いものについ手が伸びてしまう人が多いのではないですか。甘いものは糖質の一種ですが、甘いものには「セロトニン」という脳内物質の分泌を多くする働きがあります。 このセロトニンには、ある種の精神安定剤的な働きがあるので甘いものを食べることによって、知らずしらずのうちに気持ちを楽にしようとしているのかも知れません。
ストレスだらけで落ち込み状態のままの肥満が続くと、人に会いたくもない、おしゃれも諦めたなど、無気力状態におちいったりしてしまいます。そんな状態に気づいたら一日も早く軌道修正を始めてください。