脳呼吸を整えたら小顔になる
こんにちは徳島整体院です。
さて「脳呼吸」とはなんぞや?
普通、呼吸とは酸素を吸い二酸化炭素を吐き出す呼吸のことをいいますよね。
人なら肺呼吸、魚ならエラ呼吸、カエルなら皮膚呼吸、うちで飼っているドジョウはエラ呼吸の他に腸呼吸というのもしているようですが、
脳呼吸!?
頭に穴が空いていてそこから呼吸している!?クジラだ!!
いやいや違います。
すみません冗談が過ぎました。
脳呼吸とは
大人の身体の約60%は水分が占めていて、身体の内側を流れています。その水分(体液)は血液やリンパ液などはよく知られていますが、脳脊髄液という体液があります。
脳脊髄液は脳の自律神経の中枢部分にある脳室と呼ばれる場所で血液から作られます。
脳と脊髄は脳脊髄液に満たされており、脳に浮力を与え、また保護する役割もありますが、脊髄液は脳と脊髄の周りを流れて代謝にも関わっています。
この脳脊髄液の流れを作っているのが「脳呼吸」です。
脳呼吸は頭が膨らんだり、縮んだりすることを繰り返すことで流れを作っています。
オステオパシーでは第一呼吸とも呼ばれます。
頭が膨らんだり縮んだりしているのですが、この呼吸が上手くできていない人がいるのです。
そうなると脳脊髄液の循環不良が起こり、頭が膨らみます。
頭が膨らむと当然頭が大きくなる訳ですから、
小顔矯正とは脳呼吸を正常にする調整が必要となりますね。
ちなみに脳脊髄液の循環不良による
頭の膨らみは頭が大きくなる以外にも大きな問題があります。
頭がデカくなると脳圧が高まる
脳圧が高まる!?
正確には脳圧が高まるから頭が大きくなるのですが、脳脊髄液の循環不良によって、脳や脊髄全体に脳脊髄液がうっ滞すると、脳圧が上昇し持続的に脳へ圧迫ストレスをかけてしまします。
こうなると自律神経中枢の機能低下が起こり、肩こりや腰痛や頭痛の原因にもなり、また内臓の疾患にも影響を及ぼします。
また頭の膨らみによる脳への圧迫ストレスは精神にも影響を及ぼし、精神の不安定、やる気が出ない、うつ的、怒りっぽい、引きこもりなどの状態を起こすことがあります。
なぜ、脳圧が高まるのか?
その1.姿勢
猫背のように背中を丸くし、頭を前に突き出した状態になると脊柱管を狭くします。また猫背でいると「正中孔」という脳脊髄液が脳の外側と脊髄の外側に出る出口を塞いでしまい、脳脊髄液の循環を阻害します。
その2.睡眠
睡眠が十分に取れていないと、脳の疲労を回復することが出来ず、脳への圧迫ストレスがさらに強くなります。特に質のいい熟睡が必要です。
その3.同じ姿勢を長時間続ける
同じ姿勢を長時間続けると、たとえ猫背でなくとも身体全体の血流の悪化や、筋肉の緊張が末端神経での脳脊髄液吸収を阻害し、結果として脳圧の上昇につながります。
小顔矯正は脳脊髄液の循環を改善することで小顔になるだけでなく、肩こり、頭痛、腰痛などの症状の他、精神的な症状にも効果があるということですね。
まとめ
脳呼吸とは脳脊髄液の循環を促すものであり、顔の歪みや大きさだけでなく、あらゆる症状や病気などにも影響があります。