天気が悪化すると症状も悪化するのは
天気によってなぜ偏頭痛や
古傷が痛んだりするのか!?
本日は天気と症状の関係と
さらに改善方法について
取り上げたいと思います。
「天気の悪化」と書きましたが、
特に今回は気圧の変化による
症状の悪化を記事にします。
気圧に敏感な方は、
「明日雨が降るよ。」
と教えてくれたりするのですが
本人は深刻に悩んでします。
ではなぜ気圧が変化すると
症状が変化するのでしょうか?
それは一言で言うと酸素が
足りないから!!です。
呼吸によって身体に取り込む
酸素の量は
酸素濃度×圧力(気圧)
です。
空気にも重さがあり、海と
同じように層が厚いほど
圧力も強いです。
高い山の上は酸素が薄い
とよく言いますが、
実際は酸素濃度が低いのでは
なく、空気の圧力が低いので
酸素の摂取量が低くなるのです。
つまりはこういうとです。
気圧が下がり、酸素の摂取量が
低くなると、酸素を確保するための
身体機能が働き始めます。
特に脳には一定の酸素が必要不可欠
なので、優先的に酸素を運ぶ血液を
送るのですが、
慢性的に肩こりや首こりになっている
方はコリによって普段から脳への
血流量が少ないため、気圧が下がって、
酸素の摂取量が減ると脳への酸素量が
さらに不足します。
これを改善するための身体機能があります
酸素不足を解消するために
身体は血液を量を増やすための
ホルモンであるプロスタグランジン
というホルモンを分泌します。
プロスタグランジンは
血管拡張作用と炎症作用を同時に
引き起こします。
血管を拡張することで、血液の
流れる道を広くして、炎症を
起こし痛みを引き起こすことで、
さらに本人に横になってほしいのです。
身体は人間の事情を考慮しません。
身体は本人が一番早く元気になる為の
最善の方法を健気に実行しているだけです。
根本原因は肩こりや首こりによる
脳への慢性的な酸素不足ですので、
肩こり首こりを改善しないと、
なかなか変わらないのですが、
自宅でも気軽にできる予防法があります。
それは・・・深呼吸です。
何だか勿体ぶった割にこんなもん
って感じですが、
結構効果がありますし意外に
誰もやってないです。
ただし気圧が下がってからでは遅いです。
偏頭痛や症状の改善は早まりますが、
痛みはすぐには引きません。
必ず気圧が下がりきる前に行います。
敏感な人は下がってきたなと思ったら
しっかり深呼吸。
分からない人は天気予報などを確認し
天候が悪くなる2日前からしっかり
深呼吸をしておくと、症状が少なかったり
症状がないときもあります。
簡単な方法ですが、効果けっこうはあります。
是非ともやってみて下さい。