徳島整体院 健康情報
近頃ストレス時代と申しますが、
ストレスは今に始まったことでしょうか?
ストレスは現代人特有のものですか?
いいえ私はそう思いません。
江戸時代ストレスはなかったでしょうか?
明治、大正、昭和、ストレスはなかったのでしょうか?
戦争や、飢饉、貧困、差別、ストレスは昔からずっとあると思います。
そんな現代もストレスを避けることはできません。
生きている限りストレスをなくすことなどできないのです。
っとこういうと元も子もないのですが、しかし、なくならないストレスに打ち勝とうとすればジリ貧になり、消耗していくばかりです。
ではどうすればいいのか!?
ストレスへの関わり方は人それぞれあると思います。
受け止め方、受け流す。去る。解消する。鍛える。
ここは整体師らしく鍛えるというところをピックアップしていきます。
鍛える!?
戦うなという題名なのに、鍛えるって!!
と思うと思いますが、鍛えるといっても筋肉を強くするようなのとは違います。
戦うのでなくストレスと受け流したり、受け止め方を変えたりするときの体質作りといった感じです。
ストレスは脳の神経伝達物質によるものです。
この神経伝達物質でストレスと深いかかわりがある「セロトニン」の分泌を安定させる方法が今回の趣旨です。
ストレス抗力の鍛え方
一つは瞑想です。
瞑想にはいろいろありますから、自分にあった方法で行うといいです。
例をあげるなら、数を数える方法と、呼吸に意識を集中させる方法です。
瞑想は本来「無心」なのですが、これはかなり難しいので、
数や呼吸など特にそんなに考えなくてもできることに集中して、無心に近い状態にする方法です。
目を完全に閉じてしまうと寝てしまうかもしれないので、薄目でやるといいです。
15分くらいできるとベストですが、出来なければ少ない時間でもかまいません。
出来るだけリラックスできる身体の状態で行って下さい。ただし横にならないように、椅子などに楽に座るか、慣れると立っててもできるようになります。
終わった後、頭がすっきりした感じがあれば、成功してます。
二つ目は呼吸です。
瞑想の時に一緒に行うといいです。
腹式呼吸でゆっくり深呼吸してください。
セロトニン神経は一定のリズムの運動で活性化します。
腹式呼吸を一定のリズムで行うことで活性化します。
あくまで一つの方法ですが、上手く活用すると、ストレスを解消することもできますし、ストレス抗力があがりますよ。