徳島整体院健康情報「姿勢不良 猫背編2」
前回のあらすじ
猫背の方が背筋を伸ばして頑張ってよくしようとすれば
するほど、余計に肩こりや首こりを悪化させてしまう。
原因は背中や首でなく全体にあるという話でした。
さてでは原因は何なのか!?
それは!
ひとそれぞれ様々です!!
ってそんだけかーい。
失礼m(_ _)m
人それぞれですが、タイプに分けることは出来ます。
大きく分けますと3つのタイプに分かれます。
①背中の中心部だけが丸くなる。いわゆる首だけ猫背タイプ。
②骨盤が過前傾することにより、そのバランスを取ろうとしてなる。骨盤前傾型猫背タイプ
③骨盤が②とは逆に過後傾することにより、腰から背中から首までが全部丸くなってしまう骨盤後傾型猫背タイプ。
それぞれに原因が異なりまして、それぞれに解決法が違います。
ただし共通して言えることは、背骨を支えている靭帯の柔軟性が損なわれていることによる
背骨の関節の柔軟性不足があります。
また年齢による椎間板の機能低下による、背骨の可動域低下もあります。
大まかな改善方法
〇首だけ猫背タイプ
背中の筋肉が弱く、姿勢を維持する力がないため、いつも重い頭を前に出してしまいます。
①広背筋や脊柱起立筋などの姿勢を維持するための筋肉の強化
②大胸筋などの身体の前面の筋肉の柔軟性をつける
③背骨の関節の柔軟性をつける
〇骨盤前傾型猫背
骨盤の前傾で腰が沿っていて腰への負担があり、腸骨筋の柔軟性がないのが特徴です。
骨盤の前傾を改善しないとなかなか猫背が改善しません。
① 腸骨筋のストレッチ
②腰椎の可動域の改善
③太もも裏の筋肉の柔軟性改善
〇骨盤後傾型猫背
イスに浅く座っていることが多いとこの姿勢になってきます。大腰筋の柔軟性がないのが特徴です。骨盤の後傾を改善しないとなかなか猫背がよくなりません。
①腰椎の可動域の改善
②大腰筋の柔軟性の改善
③太もも前面の柔軟性の改善
④ アキレス腱の柔軟性改善
次回は改善法をさらに個別に詳しくいくつか挙げていこうと思います。