腰の伸びない腰痛
ぎっくり腰になり、腰が伸びなくなって
ご来院された鳴門市の方の話です。
こんにちは徳島整体院 内海です。
腰痛でも様々な方がいらっしゃいますが、
今回は背中が曲がり、痛みで腰が伸びな方
もしくは背中を伸ばすと腰に痛みが出る方の
原因と対策について書いていきます。
腰の伸びない腰痛の原因
腰を伸ばそうとすると邪魔するものがあるのです。
これを見抜けないと、腰痛が改善しません。
またこれを知っておかないと、次にまた同じ
腰痛になってしまいます。
その原因は・・・
腸腰筋の過緊張 です。
えっ!?それだけ?
って思ったと思いますが、敢えてこれだけ書かして
頂きます。
腰をいくら押しても、ここを無視して調整すれば、
その場で良くなっても、すぐに元に戻ってしまいます。
腸腰筋の調整が腰が伸びない腰痛の大事なところです。
腰の伸びない腰痛対策
原因は腸腰筋だと説明しましたが、
それをどうしたらよいかということですね。
ここで大事になってくるのが、
痛い時と
痛くない時で
やり方が違うということです。
腸腰筋は腰痛がひどい時にはあまり伸ばしてはいけません
むしろ伸ばすと痛みが長引くことになる場合があります。
腰が伸びず腰痛がひどい時は、伸ばすのでなく、腸腰筋を
緩めるということをしないといけません。
緩める方法はいろいろありますが、
簡単なやり方を一つ説明します。
①腸腰筋の一つ大腰筋をゆるめる
まず仰向けに寝ます。次に膝を曲げその下にクッションを置き
膝が曲がった状態にします。足の力は抜いて下さい。
そして、へその横10cmくらいの位置を45度くらいの角度で
指4本で押します。あまり強く押さずに、呼吸に合わせて
深く押していきます。痛みがある場合は痛すぎない程度に押し
痛みが和らぐまで押します。
これを左右両方押します。
②腸腰筋の一つ腸骨筋を緩める
①と同じ姿勢のままで、今度は
骨盤の一番出っ張っている上前腸骨棘
というところの内側を押します。
痛みがあればこれが和らぐまで押します。
少しえぐるような押し方でするのがコツです。
これを左右します。
腰が伸びない腰痛の予防
このように片足を立て片足を後ろに投げ出すような
形をとります。
後ろに投げ出した方の足の付け根が伸びていることを感じて
下さい。気持ちよさをキープしつつ20秒ほど伸ばしてください。
これを左右3回ずつしてみて下さい。
くれぐれも腰痛があるときにはしないで下さいね。
鳴門市からいらっしゃった腰痛をお持ちの方は
腰が伸び痛みはなくなりましたが、
今後の為に腰痛予防のストレッチを勧めました。