痛みも歪みもすべて意味がある | 徳島整体院

痛みも歪みもすべて意味がある

痛みと歪みの意味とはいったい何でしょうか?

痛みや歪みの意味を知らないと、根本的に

間違った方向に向かっていきます。

たとえば、歪みとはどうしてできたのでしょうか?

仕事や生活の中での癖や習慣から歪みは出来ています。

たとえばパソコンをしているときに背中が曲がっている状態で

ずっといることで猫背になったり、足を組む癖があり

それにより骨盤の歪みが出たり、産前産後の骨盤のよくうごくときに

骨盤のケアをしなかったり。これらなどはよい歪みではないですね。

症状や違和感などにつながります。またこれらの歪みによって

また新たな歪みがでてくることもあります。

 

しかし歪みにも必要な歪みが存在します。

痛みを避ける歪みと運動能力を最適化している歪みです。

始めは歪みによって痛みが出たかもしれませんが、

さらにそこから痛みを避けるための歪みが出ることがよくあります。

分かりやすくするため

・痛みの原因になった歪みを始まりの歪みとし

・痛みを避けるためにできた歪みを後天的歪みとします。

 

歪みの原理を理解せず、後天的歪みを治そうとすると

痛みが余計に増し、歪みもすぐ戻るか治らないことになります。

 

痛みのある人で見た目に身体が歪んでいる人は、だいたいこのタイプです。

なのでむやみやたらと歪みを治そうとしてはいけません。

始まりの歪みか後天的歪みかを判断し正しく調整しないと改善は望めません。

 

また運動能力を最適化した歪みというのがあります。

一流のスポーツ選手、特に球技に関しては、だいたいどこかが歪んでいます。

何故かいうと、利き腕、利き足、利き目などがあり、どうしても力が偏るからです。

長くスポーツをしているとそれをするにあたってもっとも最適な歪みができてきます。

私生活には障害になるかもしれませんが、スポーツを職業としている人に

とっては必要な歪みと言えます。

スポーツ選手は選手期間が短く、引退すると生活も一変するので、

現役引退した後は歪みを矯正する必要はありますね。

 

痛みとは

それ以上状態が悪化しないようにするためのストッパーである

と私は思っています。

もし骨折しても痛みがなかったら?

もし切り傷をして痛みがなかったら?

もし後ろで焚き火をしていて背中に火がついたのに気づかなかったら?

 

骨折がもっと複雑になり治らなくなるかもしれません。

切り傷で血の出たところにばい菌が入ったり、血が出過ぎたら出血多量になるかもしれません。

背中についた火で大やけどをするかもしれません。

 

大袈裟な話ではありません。

肩こりも

頭痛も

腰痛も

膝痛も

その他ほとんどの痛みは

良くない状態を改善する為のストッパーであり

身体が健康になる為には必要なことなのです。

 

ですので痛みだけを追い続けても、根本的には痛みは改善しません。

痛みやコリを起こさざるを得ない原因を

改善することが痛みやコリを改善する早道であり

根本改善になるのです。

 

痛みや歪みの意味をご理解していただけましたでしょうか?

 

すべてのことは何か意味のあることかもしれませんね。