冷え性改善法
こんにちは徳島整体院 内海です。
この季節は冷え性の方は特につらい時期かと思います。
もうすぐ一年も終わりますが、
今年の2017年12月の冷え込みは2月上旬の冷え込みと
ニュースで流れていました。
寒いですねーブルブル
さて本題に入ります。
冷え性とは
ちなみに冷え性と低体温症とは違います。
低体温症とは体温が36度未満の方のことをいいますが、
冷え性は体温が低いことを指すことではなく、
普通あまり寒さを感じない温度でも、全身やまたは手足や下半身の一部に
寒さを感じて辛い症状のことを指します。
しかし低体温と冷え性が無関係という訳ではありません。
低体温の方は冷え性になりやすいです。
基本的には女性が多いようですね。
女性の半数が冷え性ともいわれます。
男性に比べ筋肉が少ないことや、事務のような身体を動かさず
冷暖房の聞いたところで仕事をしていることが多かったり、
貧血や低血圧、女性特有のホルモンの関係などが関係しているようです。
冷え性の原因は!?
冷え性は夏場に作られる!!
夏場は昔と違い室内は冷房がガンガン効いています。
温かい空気は上に上がり、冷たい空気は下に下がります。
夏の冷房でどうしても足が冷えてしまいます。
ただし人間外側は温度変化にある程度対応できるようになっています。
ですが内側は常に一定の体温を保っており、少しの温度変化でも
体調を崩します。
一番よくないのは内側から冷やされることです。
夏はビールや冷たい飲み物でアイスクリームが美味しい時です。
これにより内部から身体を冷やされます。
それに対応するように身体は血液を中心に集めることで平熱に
戻そうとします。
手や足の血液が少なくなるので、冷え性が促進されてしまいます。
夏場は、お風呂も暑いので浴槽に入らず、シャワーで済ましてしまい
下がった手足の冷えも回復しません。
生活習慣による冷え症
運動不足による筋肉不足、ストレスによる血流の悪化
偏った食生活による動脈硬化なども冷え性の原因です。
低血圧、貧血による冷え症
低血圧の人も貧血の人も身体全体の血液の絶対量が少ない
傾向があります。
生命維持のための器官は全部中心部にあります。
その為に血液量の少ない人は、血液が中心に集まり、
手足に回る血液が少なくなります。
低血圧と貧血の人は年中冷え性になる可能性があります。
冷え性の改善法
やっぱり冷たいものを控える
一番大事なことは、身体を冷やすものや冷たいものを
食べたり飲んだりしないことですね。
冷たいものを食べると身体を温める為に酵素を使います。
人は一生で使える酵素の量が決まっていますから、
冷たいものを食べると酵素の無駄遣いをすることになり、
老化促進につながります。
アイスクリームのようにそれそのものが冷たいものもありますが、
冷たくなくても身体を冷やす食べ物もあります。
このようなものも控えめにする方がいいでしょう。
身体を冷やす食べ物
①夏が旬の食べ物もしくは暑いところで摂れる食べ物
自然はよくできていて、暑い時期や暑いところでは身体を
冷やしてくれる食べ物が出来ます。
例:夏の野菜や果物、トマト、キュウリ、スイカなど
熱いところで摂れるもの、バナナ、パイナップルなど
②甘いもの
甘い食べ物は陰性食品と呼ばれ身体を冷やす傾向が
あります。特に白い砂糖を多く使った食べ物は
極陰性と呼ばれ大変身体を冷やします。
③コーヒーと麦茶
真夏の暑い時に外で麦茶を飲むとスーと身体が冷えますね。
夏バテにもいいと言われる麦茶ですが、涼しい時期や場所では
控えた方がいいです。
またコーヒーは温めて飲んでも身体を冷やすと言われます。
飲み過ぎないように注意してください。
運動で冷え性対策
運動をして筋肉をつければ、体温が上がり血流も良くなり、
冷え性防止になります。必ず運動前後にストレッチをして下さい。
呼吸で冷え性対策
呼吸は全身のリンパと血液の流れを調節します。
適切な呼吸は全身の血流を促し、細胞一つ一つに酸素を届け
効率よく燃焼し体温を上げてくれます。
足の先まで血液が行けば、冷え性も改善します。
朝昼晩と深呼吸をするだけで、代謝が上がりダイエットの効果もありますよ。
ツボで冷え性対策
冷え性改善のツボは実は複数あります。
その中のいくつかを挙げておきます。
①水分代謝の改善による冷え性改善のツボ。
水分(すいぶん)
そのまんまです。身体の余分な水分を体外へ排出する作用のあるツボです。
おへそから指一本分上にあるツボです。
そこを両手の中指で息を吐きながら10回くらい押します。
お風呂に入ったときにするといいかもしれませんね。
②栄養吸収をよくすることで冷え性を改善するツボ
関元(かんげん)
おへそから指4本下にあるツボです。お腹の冷えや便秘を改善に作用します。
ツボの水分(すいぶん)と同じやり方で、両中指の腹で息を吐きながら10回くらい押します。
③血行改善による冷え性改善のツボ
足三里(あしさんり)
膝のお皿の下で外側のくぼみから指4本分したにあるツボです。
そこを押すと足首がドクドクし始めます。正確に探す目安です。
ここを親指で押します。息を吐きながら3秒押し、離し、3秒押しを
10回くらい行います。両足して下さい。
足先がポカポカしてきたら上手くいってます。