近頃はマラソンブームですね。
東京マラソンをはじめ大阪マラソン、横浜マラソン、そして地元徳島マラソンなど全国各地でマラソン大会が模様されています。
その参加者は年々増加傾向にあり、有名な大会では抽選に当たらなければ出場すらかなわないという状況です。
参加者は老若男女、子供から老人まで様々ですが、身体を壊さない程度にしてほしいとつくづく思います。
特に40歳以上になってくると気を付けないといけません。
何故かというと、個人差はありますが背骨と背骨の間のクッションのような役目を果たしている椎間板の耐用年数は40年くらいと言われています。
スポーツ選手でさえもそれは例外ではありません。
最近の傾向として、年をとると、健康のためにスポーツに励む人がよくいますが、これは椎間板にとってはよくありません。
健康の為にはある程度の年齢になったら激しいスポーツは避けるべきだと思います。
だがしかーし激しい運動は椎間板を痛めるとはいえ、何もせずじっとしていれば、筋肉は衰え、骨密度も減少していきます。
実際に宇宙空間に滞在する時間が長くなると、骨密度の減少が急激に進むようで、これは無重力状態が影響しています。骨の組織の大半を占める骨細胞には重力を感知するセンサーが存在し、それによって骨の表面にある骨芽細胞と破骨細胞の活性をプラスにもマイナスにも調整する働きがあることが明らかです。
椎間板を傷めない運動として水の浮力があるために椎間板への負担が軽く、心臓や肺も鍛えられる水泳はいいとされていますが、高校生における運動選手の種目別の骨密度を調べた研究では、水泳選手が最も低かったという結果が出ています。
骨密度を高めるためには重力をかけることも必要ということが分かります。
強すぎず、弱すぎない運動
適度に歩くのが一番なのかもしれませんね。